2014年05月12日(月) 18:00
◆評価しにくい内容だったメイショウマンボ
ハイレベルと言われてきた4歳世代代表のメイショウマンボ、デニムアンドルビーが前走で敗れて、今年のヴィクトリアマイルは大混戦の様相を呈してきました。一昨年の牝馬3冠ジェンティルドンナは別格として、4歳世代はPP指数上でも今年の5歳、6歳世代よりも総体的にレベルは上。この世代が能力を出し切れれば、当然、勝ち負けになりますが、果たして今回で能力を出しきれるのかが予想する上での最大のテーマとなります。
まずは、昨年の変則3冠馬メイショウマンボ。ヴィクトリアM、武幸四郎騎手、実質変則3冠馬(エリザベス女王杯1着降着)と言えば、カワカミプリンセスを思い出しますが、メイショウマンボもまさに同タイプ。カワカミプリンセスもメイショウマンボも距離を伸ばすことで良さが出たタイプです。メイショウマンボは距離芝1400mのフィリーズレビューで1着と結果を出してはいますが、これは雨で少し馬場が渋った上に、先行争いが激化して差し、追い込み有利の展開が味方してのもの。本質的には序盤ゆったりとレースを運んで、常にメンバー中最速クラスの上がり3Fをマークしているアロマティコをも凌ぐ、速い末脚を生かすことのできる中距離戦がベストでしょう。
よって、前走の大阪杯では、自己ベストのPP指数をマークした後の休養明けの一戦、牡馬一線級が相手でも掲示板くらいは走れるのではないかと見ていましたが、勝ち馬のキズナから2.2秒も離される7着凡退。それも全く見せ場のない敗退でした。確かに前走は、ここへ向けての叩き台の感の強い一戦でしたが、あそこまで負けてしまうと・・・
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