2014年05月14日(水) 12:00
セイカプリコーン(現OP)、コウエイタケル(14年マーガレットS-OP・4着)の全妹。「ステイゴールド×フレンチデピュティ」は過去6頭がデビューして5頭が勝ち上がり、うち3頭は2勝以上を挙げるという相性の良さ。母方には父と相性のいいNijinsky、Shantungが入る。兄セイカプリコーンは芝向きのスピードがなかったためダートに転じたが、決して芝をこなせない配合ではなく、もう1頭の兄コウエイタケルはOPクラスで上位争いをしている。本馬は牝なので芝向きのマイラーだろう。
父スズカフェニックスは現役時代に高松宮記念(GI)、阪神C(GII)、東京新聞杯(GIII)を勝ったサンデー産駒の一流馬。種牡馬としては繁殖牝馬に恵まれているとはいえず・・・
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栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG