人気の一角を崩して勝負が正解か!?/ヴィクトリアマイル

2014年05月14日(水) 18:00

■ヴィクトリアマイル(G1・東京芝1600m)フルゲート18頭/登録26頭

【コース基本情報】東京芝1600m Bコース使用

※コースデータは2009年以降に行われた「牝馬限定戦」を集計対象としています

・コース回収率
 [標準] 単勝76%・複勝79% 1着馬の75%以上が4番人気以内とわりと堅め

・馬連万馬券出現率
 [高め] 18.4%(平均値↑6.0% 馬連平均配当8492円)

・枠番別複勝率(18頭立て)
 [1枠〜3枠] 勝率 6.1% 連対率13.3% 複勝率21.7% 複回率109% 枠番値-0.1
 [4枠〜6枠] 勝率 5.6% 連対率11.7% 複勝率16.1% 複回率116% 枠番値+0.4
 [7枠〜8枠] 勝率 5.0% 連対率 8.4% 複勝率12.3% 複回率 48% 枠番値-0.3
 →信頼度、回収率、枠番値ともに外枠が見劣る結果。やや割引が必要か。

・脚質別信頼度
 先行>差し>逃げ>追込 混合戦の場合よりも前が残っている印象を受ける

・推定ラップ&タイム
 [底力] 34.3-24.2-34.6=1.33.1 序盤から終盤まで一貫して速い厳しい流れ

 Bコースに替わるが、コースデータ自体は先週のNHKマイルC分析とほとんど変わらない。同じような解説を繰り返してもあまり意味はないので、今週は当コースにおける「牝馬限定戦」のデータだけを抽出して、分析を行っている。

 まず言えるのが、混合戦の場合よりも波乱傾向が強まるということ。馬連万馬券の出現率だけで比較しても、コース全体では13.5%だったものが、18.4%まで一気に上昇している。1着馬に関しては人気サイドが強い条件なのだが、それでいて・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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