オークス、「配当的にも期待」する激走穴馬は!?

2014年05月22日(木) 18:00


◆穴馬が台頭する余地は十分にアリ!

担当編集者(以下、編) 石橋さん、先週のヴィクトリアマイルも勝ったのは逃げた馬(ヴィルシーナ)ですよね。先々週のNHKマイルCもそうでしたけど。

石橋 武(以下、石) しかもそれに続く2、3着馬がこれまた内枠の馬というね。ちょっと馬場傾向が偏っているよね。今週もそのあたりは気をつけてチェックしないと。

編 それもあって先週の勝負予想は京都のほうに力を入れたんですか?

石 いや、そのレースも同じように力を入れてるよ(笑)。なんで?

編 ほら、スポーツマスターの土曜日の勝負予想は京都メインの都大路Sで◎グランデッツァ(5人気1着)でドンピシャだったり、最終でもとんでもない馬に本命を打っていましたよね?

石 ああ、◎タガノプリンスね。

編 ええ、単勝オッズ67.7倍、11番人気馬ですからね。よく本命を打てますよね。しかもちゃんと2着に激走するという。

石 う〜ん、本命を打ったからには勝ち切ってもらわないと……というのもあるけどね。ただ、まあどんなに人気薄でも、ちゃんと評価した馬は上位に走ってくるというのをご覧いただけたのは良かったかなと。

編 そうですね。安心して馬券を買えますし。オークスでもまた、とんでもない穴馬を期待してますね。

石 とんでもないかどうかはまだわからないけど、ちゃんと激走する馬を挙げられるように頑張ります。

編 期待してます! で、ちなみに現時点ではどの穴馬に注目しておけばいいですか?

石 たしか去年も言ったと思うけど、このレースって桜花賞上位組がちゃんと走ってくるから、穴馬ってなるとなかなか難しいんだよね。

編 ああ、言ってましたね。でもほら、今年は桜花賞2着のレッドリヴェールが回避していますし、去年だって桜花賞1〜3着馬は馬券に絡んでないですから。穴馬が台頭する余地はまだ十分にあるんじゃないですか?

石 あ、気づいちゃった(笑)? なんだ、一回下げてから盛り上げようとしたのに。

編 そんな小手先の盛り上げはいりません(笑)。ちゃんと結果で盛り上げて下さい。

石 正論すぎて返す言葉なし。

編 で、穴馬はどの馬なんですか?

石 バウンス……

編 ダメです、それ。

石 いいじゃん。バウン……

編 ダメですって。人気だもの。

石 え〜、そんなに人気する?

編 するでしょ〜。4〜5番人気になると思いますよ。

石 え〜、それでもダメなの? 厳しすぎるだろ。

編 みんなが期待しているのはさっき話した◎タガノプリンスみたいな馬なんです。

石 そんなこと言われても走らなかったら意味ないじゃん。

編 だったら、走る穴馬を挙げて下さい。

石 言ってることむちゃくちゃだぞ、それ(笑)。

編 でもそういうコンセプトの対談ですから。キリッ。

石 キリッじゃないよ、ホントに。じゃあ、ハープ……

編 ダメに決まってるでしょ。ふざけてないで真面目にお願いします。

石 はいはい。じゃあ・・・

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石橋武

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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