2014年06月04日(水) 18:00 14
6月の『キシュトーーク』は、好評を博した『ジョッキーが語る「数字の裏側」』第2弾。今回は、さまざまなデータから川須栄彦騎手の深層心理に迫ります! 1回目はコース別成績から、川須騎手の得意不得意コースを浮き彫りにしていきます。
(取材・文/大薮喬介)
■東京のダート1600mで気をつけていることとは!?
――今回は、川須騎手のあらゆるデータから、川須騎手の深層心理に迫っていこうと思います。データは、デビューした2010年3月から今年の2月までの4年間。早速ですが、コース別成績から。一番勝っているコースってわかりますか?
川須 小倉の1700mダートですか?
――おっ、スゴい。当たりです。では、2番目に勝っているコースは?
川須 うーん…、でもやっぱり小倉じゃないかなぁ。小倉の1800mか2000mの芝!
――残念、ハズレです。小倉ではないんですよね。
川須 えっ!? じゃあ、新潟か。1800mダート?
――当たりです。ちなみに中央4場だと、どこが一番だかわかります?
川須 それはわかります、京都の1800mダート!
――おおっ、ビンゴです。国分恭介騎手のときはほとんど当たらなかったんですけどね。やっぱり自分が勝っているコースは覚えているものなんですね。全体的にダートが多いですが、川須騎手もダートでたくさん勝っているイメージはあります?
川須 それはないです。去年、一昨年を比較してもダートばかり勝っているイメージはないですね。ただ、減量のときはダートの勝ち星が多かったような気がします。
――ちなみに、騎乗数が10鞍以上あって、成績が良くないコースはわかりますか?
川須 えっと・・・
ジョッキーズ
元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!