◆ひょっとしたら波乱の決着も…

担当編集者(以下、編)　石橋さん、オークスのニシノアカツキ(17人気4着)に続いてダービーのタガノグランパ(16人気4着)も惜しかったですね〜!　この対談で推奨してもらった超穴馬があとちょっとで馬券圏内という……。

石橋 武(以下、石)　着差が着差だけにねぇ。

編　ええ、3着馬とはクビ差でしたからね。ただ、ニシノアカツキ(単勝181.7倍)、タガノグランパ(同230.3倍)とほとんど誰も注目していない馬を堂々と激走穴馬に指名しているだけに、かなりの反響ですよ。もちろん好意的なご意見ばかりです。

石　4着で馬券を外しているのに好意的な目でいただいているとは、恐縮ですよね。

編　そりゃ、好意的にもなりますって。いままでの実績もあるからなんでしょうけど、人気を能力を表すものとして考えると、17番目、16番目の馬が能力を大幅に跳ね上げるところをピンポイントで言い当てているわけですから。

石　言い当てているとなると、なんか超能力者みたいだけど(笑)、適性だとかレースぶりから、このコースなら力を発揮できるなとか、今回は走ってくるなというのがわかるからね。

編　いや、わからないです(笑)。

石　ちゃんと本(『単勝二頭流「この人気薄が激走する!」を見極める7つの条件』)にもどういう見方をすればいいかとか書いたじゃん。

編　ああ、たしかに。

石　もう忘れてるのか(笑)。ただね、先週もここで言ったように、そんなふうに好意的なご意見をいただけるのは本当にありがたいことなんだけど、やっぱり馬券に絡んでなんぼ、当ててなんぼだからね。

編　そうですね。

石　スポーツマスターでの勝負予想も含め、改めて気合いを入れ直していきましょう!と思ったニシノ、タガノの4着でした。

編　ま、この調子で超穴馬が走ってくればすぐにでもドデカイ馬券が当たると思いますけどね(笑)。ダービーも終わって来週からは新馬戦も始まりますし、新たな年の幕開けということで、心機一転よろしくお願いします。

石　ということで安田記念ね。

編　ええ、東京の連続G1の締めとなるレースです。

石　新たな年の幕開けだったり、G1の締めだったり、キミはどっちに気分を持っていきたいんだという(笑)。

編　新たな気持ちで締めの馬券を獲るという気分で(笑)。

石　あ、都合のいいほうね(笑)。さ、じゃあそんな気分で始めましょうか。

編　よろしくお願いします。安田記念は現時点でどの穴馬に注目しています?

石　まずは・・・