2014年06月11日(水) 18:00 28
◆宝塚記念こそ、と思っていますがその前に今週の重賞で勢いをつけたいところ
ダノンシャークとクラレントが併せ馬で直線を向いた時には「勝ち負け」を意識しましたが、極悪馬場の直線の長いこと。結局、ゴール前の叩き合いはジャスタウェイとグランプリボスという、内を突いた2頭でした。また、最内を突いたショウナンマイティが3着。個人的には状態が途上だと思った、グランプリボス、ショウナンマイティが馬券に絡んだので、仕方なし、と諦めたいところですが、参考にしてくださった皆様には申し訳ないことをしました。
上半期最後のG1、宝塚記念こそ、と思っていますが、その前に今週の重賞で勢いをつけたいところ。非常に難しいメンバー構成ですが、とにかく、今朝11日の最終追い切りのレポートをしたいと思います。
【エプソムC/カルドブレッサ】
前走後は一旦、ノーザンFしがらきへ放牧に出て、帰厩したのが、5月28日。そのため、この中間の追い切り本数は決して多くありません。また、追い切り内容も時計が遅めで、目立った数字は出ていませんが、動きの良さは目立っています。
最終追い切りもソフトに単走。やや時計の掛かる印象のあったCコースを、6F87.5~5F70.9~4F55.0~3F39.8~1F12.3秒でまとめてきました。ラストの伸びは先週の時点から目立っていましたが、今週も変わらず機敏。週末の天気が崩れても、本馬のフットワークなら、荒れ馬場をこなしてくれそうです。仮に良馬場だったとしても、先週の雨馬場でのレースで馬場が傷んでいるはずなので、そんな馬場にも適性は高いと思います。
ラストの伸びは先週の時点から目立っていましたが、今週も変わらず機敏なカルドブレッサ(6月11日撮影)
【エプソムC/マジェスティハーツ】
この中間の追い切り本数は少ないわけではないので、むしろ評価したいところ。ただ、1週前追い切りは・・・
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ