2014年06月21日(土) 18:00 33
◆条件もさらに好転
衆目一致の候補アジアエクスプレスにとり、取り巻く条件まで味方に転じつつある。東京9Rに回ることになったグレナディアーズなど、ライバルとなりそうな馬が複数除外されたこと。また、ダートコンディションも予報通りの雨が影響して、高速ダートだろう。バワー十分なので、どういうダートでも能力全開だろうが、芝のG1朝日杯FSを勝っているアジアエクスプレスにとり、時計勝負のダートこそおそらく大歓迎。時計が速くなるほど、勝機が高くなる可能性が高い。高速ダート向きの父ヘニーヒューズ(現在は日本)、その父ヘネシー(日本に来ていた)、さらにその父ストームキャットとさかのぼる父系は、文句なしの快速「特急」タイプである。
母方も、血統図をながめていると・・・
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。