「キズナの走り方に似ている」ティルナノーグが武豊騎手でデビュー

2014年06月23日(月) 18:00


【栗東】

◆ティルナノーグ(牡、父ディープインパクト、母バイコースタル、栗東・松永幹夫厩舎)

 半姉レディアント(父マンハッタンカフェ)は未勝利、半兄ノートゥング(父Giant's Causeway)はダート1200mで1勝と、兄姉に活躍馬が見当たらないにも関わらず、POGでは注目を集めている馬。これは大山ヒルズでの評判の高さによるものだと思われるが、栗東へ入厩してからの雰囲気も非常に良い。

 6月18日のCWでは、レースで騎乗予定の武豊騎手がファーストコンタクト。追い切りが終わって、馬場から上がってくるなり、ジョッキーは「キズナの走り方に似ていますね」と松永幹夫調教師にコメント。2013年日本ダービー優勝馬の馬名が出てきたあたりに、スケールの大きさを感じずにはいられない。評判馬が集うとされている、6月29日(日)阪神芝1800mに出走予定だが、その主役であることは間違いない。

デビュー馬

ティルナノーグ

◆トーセンバジル(牡、父ハービンジャー、母ケアレスウィスパー、栗東・藤原英昭厩舎)

 おじに2011年天皇賞(秋)を優勝したトーセンジョーダン(父ジャングルポケット)がいる母系に加えて、新種牡馬ハービンジャーということで、注目集める良血。早い時期に栗東へ入厩していたが・・・

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東西トラックマン

栗東担当:井内利彰 「競馬予想TV!」に出演中の調教捜査官。調教主体や厩舎取材の予想を提供中。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」など。

美浦担当:竹之内元 大学に通うため、東京競馬場から徒歩3分のアパートに住んだことで転落人生を歩み出した38歳ライター。POGでは中山大障害勝ちのメルシータカオー指名が自慢。

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