2014年07月03日(木) 12:00
第3週に行われていたラジオNIKKEI賞が去年から開幕週に変更された。
で、どうなったか?
こうなった。 1着 ケイアイチョウサン 14-14-15-14 8人気 2着 カシノピカチュウ 7-8-10-8 14人気 3着 アドマイヤドバイ 4-4-6-4 5人気
8人気-14人気-5人気の決着で3連複でも111170円!! 大荒れだ! ハンデ戦になって8年。 穴馬が1頭は飛び込んで来やすいレースではあったけれど、1、2人気が揃って圏外に敗れることもないレースでもあった。 もしかして開幕週の馬場が人気馬を飛ばしやすい何かを産み出したか? だとすると今年も開幕週だから黙って1、2人気馬をナイガシロにしていい??
その前に、上記の1着〜3着馬は1、2人気が飛んだことをお祝いするために記したものではない。 位置取りを入れたのは開幕週の絶好の馬場なのに1〜3番手を追走した馬が残れていないことを強調するために入れたのだった。 実際、逃げた馬は9着、2番手・3番手の馬は4着・5着だった。 馬場がいいから、できるだけ前につけたい騎手心理が作用しすぎて、逃げ・先行馬に苦しい展開を呼んだのかもしれない。
ただ1着〜3着馬の通った場所を見ると、差し馬なら何でもいいわけではないこともわかる。そこにも開幕競馬らしさがあった。
以下は道中の位置と直線に向いての位置 1着 6枠11番 道中→後方・内ピッタリ 直線→最内 2着 2枠4番 道中→中団・内ピッタリ 直線→内 3着 2枠3番 道中→4番手・内ピッタリ 直線→内
みんな、道中、内ピッタリ。
内ピッタリで、ドバイ-ピカチュウ-チョウサンな隊列で進み、 つまり先行系-中団系-追い込み系な隊列で進み、 直線で、その3頭の位置が入れ替わり、3着-2着-1着した。 そんな競馬だった。
横山典ケイアイチョウサンは最後方にいたのに、直線に向いたら、最内を突いて、いつの間にかスルスルと抜け出し、1着した。そのことは、鮮明に記憶しているけれど、2着馬、3着馬も道中内ピッタリを追走していたというわけだ。
開幕週の後半のレースでときどき巻き起こる、内差し競馬だった。
たとえば、こんな想像はできる・・・
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かしわでちょうほう
競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。
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