2014年07月04日(金) 18:00
◆クラリティシチー唯一の「引っかかる点」は…
ラジオNIKKEI賞はハンデ戦となって8回が消化されたが、斤量がモノを言うような傾向は出てきていない。ハンデキャッパーとしても自由度のあまりない条件下でのハンデ戦だけに、斤量に神経をとがらせるよりは、もっと単純な前走クラス別成績などに目を向けていくだけでいいだろう。
その前走クラス別成績ということで言うと、前走重賞組は意外に強くない。過去8年(2.1.2.34)で、回収率は単41%・複54%。人気になってしまうのでどうしても回収率は伸びない。
穴をあけてきたのは・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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