本格化したと言える快勝/CBC賞

2014年07月07日(月) 18:00


新潟のスプリンターズSなら要注意

 同じGIIIのハンデ重賞「ラジオNIKKEI賞」は、史上2番目の好タイム1分45秒9で決着したから今後につづくこと必至だが、勝ったウインマーレライ(父マツリダゴッホの初の重賞勝ち馬)、2着クラリティシチー、そしてショウナンワダチの3頭以外は、これからは1000万条件に編入される3歳馬。  一方、CBC賞組は、マコトナワラタナ以外はオープン馬なので、このあとに連続するサマースプリントシリーズにもかなり関係する。今年はスプリンターズSも中京と同じ左回りの新潟1200mで行われる(10月5日)。路線に結びつく可能性が高いのはCBC賞のグループか。

 中京1200mに移って、マジンプロスパーの勝った2012年が1分08秒7のレコード。昨13年もマジンプロスパーが抜け出して1分08秒0の現在のレコード。年ごとに速い時計が生まれるように変化している中京コースだが、良発表でもちょっと渋るとタフな芝になる。今年は1分08秒6「34秒2-34秒4」。たしかに全体レベルも高くはなかったが、見た目以上にタフなコンディションだった

 勝った5歳牝馬トーホウアマポーラ(父フジキセキ)は・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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