2014年07月18日(金) 18:00
昨年の勝ち馬クリスマスは、6月末の函館の新馬1200mを1分09秒3で独走し、開催の最後に組まれるこの重賞は「1分09秒6」の完勝だった。
開催の最後で、ましてや雨の予報もあるから時計短縮は無理としても、スピード能力をフルに発揮してくれるだろう。マイネルラヴ(その父シーキングザゴールド)産駒だから、ただ行くだけの単調で味の乏しいスピード型ではないはずである。
アクティブミノルの父スタチューオブリバティ(その父ストームキャット)は、シャトル種牡馬の典型で、日本で供用された08年-12年の産駒成績はもう一歩だったが、産駒はオーストラリアだけでなく、ヨーロッパ各国で活躍しているから、函館のちょっとタフな洋芝こそベストではないかと考えることはできる。
スタチューオブリバティの半兄は、ベルモントSなど北米10勝のレモンドロップキッド(父キングマンボ)。いとこには大種牡馬としていいA.P.インディを持つパワー十分のスピード系。一本調子かも知れないが、前回、独走になって馬なりの最後の1ハロンも楽に11秒9である。先週の今週で、急な登録馬とあってその他大勢扱いになっているから、上位人気馬より配当面のメリットも大きい。
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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