2014年07月21日(月) 18:00
好位追走から得意のイン突き作戦に出るかと思えたが、スタートが良くなく、中団より後方の位置取り。しかし、行きっぷりは目立って良く、3コーナー手前でインから外に回ると、まくるように一気にスパート開始。小回りコースでみられるコース巧者のレース運びそのものであり、直線に向いて人気のグランデッツァをかわすと、そのままの勢いで押し切る快勝だった。
これで函館の芝コース【3-0-1-1】となり、全3勝が古川吉洋騎手とのコンビ。昨年の札幌記念(函館)こそ超不良馬場でいいところなく終わったが、さすがにあれは例外。今回はコース巧者ぶりをフルに爆発させた。もちろん中央場所でも通用するが、同じようなコース形態の、札幌、小倉、福島で好走しているから、勝負どころから思い切ってスパートできる小回りコースがとくに合っているのだろう。古川吉洋騎手はさっそく・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。