マジェスティハーツ、クラレント、ダイワマッジョーレなど中京記念分析

2014年07月23日(水) 18:00


今週の中京記念はきっちり結果を出せるように頑張ります

 今週で中京開催もラスト。来週からは小倉競馬場での開催が始まり、いよいよ夏モードに突入し、秋競馬までノンストップという感じ。普段の水曜日の追い切りといえば、馬場開場の4時間は本当に暇がないくらい忙しいんですが、馬が各競馬場へ移動しているこの時期は比較的楽。というより、少し寂しいくらいです。

 でも、その分、普段なら見逃してしまう追い切りを細かくチェックできたりするので、この時期独特の追い切り取材ができます。先週の重賞は函館競馬場で行われたということあり、ぼんやりとした予想しかできなかったような気がします。それを猛省して、今週の中京記念はきっちり結果を出せるように頑張ります。

【中京記念/マジェスティハーツ】

 前走エプソムCは何もできないままに終わって6着。それでも勝ち馬と0.4秒差ですから、負けたものの、あらためて強さを感じさせる内容だったと振り返るべきなのかも知れません。当時の追い切り内容は馬なりが中心、少し軽めだったので、それが多少は影響したとも考えられるでしょう。

 今回は1週前のCWで速い時計の追い切りを消化。併せた3歳未勝利に遅れるところはやや疑問でしたが、今週の最終追い切りでは、同じ相手にきっちりと持ったままの手応えで先着。深読みすれば「持ったまま」だったから手応えが良かったのかも知れません。ただし、時計は6F82.7〜5F66.8〜4F52.1〜3F38.1〜1F12.0秒とそれなりに速い数字なので、評価すべきでしょう。

マジェスティハーツ(7月23日撮影)

最終追い切りでは持ったままの手応えで先着したマジェスティハーツ(7月23日撮影)

【中京記念/クロフネサプライズ】

 7月23日現在のnetkeiba.com予想単勝オッズが35.0倍(9時47分時点)。上位人気ではないだけに取り上げることをためらいましたが、レースの鍵を握る存在にもなるでしょうから、ここで追い切り評価を行っておきたいと思います。

 1週前追い切り、最終追い切りともにCW。1週前は・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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