実力勝負になる/レパードS

2014年08月09日(土) 18:00


歴史が浅いながらも見えてくる傾向

 まだ歴史の浅い重賞だが、3歳限定のダート重賞は少ないことが関係し、連対してきた馬には決まったパターンがある。あくまでたった過去5年のことにすぎないから、過信してはいけないが……。まして、5年といえば聞こえはいいが、正確にはたった「過去5回」のことであり、データにはなりようがない。

 ただ、3歳のダート重賞はごく少ないから、出走馬のローテーションが限定されているのは確かではある。

 連対馬10頭のうち、4頭が「ジャパンダートダービー」の出走馬であり、残りのうち5頭は直前に古馬との対戦になった1000万特別を、しかるべき人気で勝ってここに駒を進めてきた馬。あと1頭は1000万特別を2着だった馬である。これは、古馬の元1600万条件馬、また、たまに存在する元オープン馬と互角以上のレースに持ち込んだことを意味する。

 5回の記録など、たまたまにすぎないことを承知で、一応参考にすると・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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