2014年09月04日(木) 18:00 8
※ジャズファンクは札幌2歳Sを除外となりました。この原稿は出走馬確定前に取材した内容となっております。ご了承ください。
13週に及ぶ夏の北海道シリーズのラストを飾るのは札幌2歳S(6日)。芝千八で施行されるようになった97年以降、計10頭の2歳・3歳の芝GI馬を芝GI馬を輩出してきたクラシックの登竜門だ。当然のように好メンバーが揃ったが、やはり今年最大の注目は新種牡馬ハービンジャーのファーストクロップだ。
社台グループがサンデーサイレンス肌との好相性を信じて購入した10年キングジョージ優勝馬。初年度から名だたる繁殖牝馬と交配され、その第1世代は来季クラシックの行方を左右する一大勢力となるのだから。
とはいえ春先は「皮膚が厚い」「トモが緩い」などネガティブな声が聞こえたのも確か。父自身の初勝利が3歳春、本格化も古馬になってからとあって、POG筋から懐疑的な見方をされたのも事実である。ところが・・・