ユーザーから「制裁点30点到達」を指摘され、久々の再教育決定!?　これまで四度の再教育を受けている小牧騎手ですが、はたして気になる内容とは？ また、以前当コラムで「夏の終わりまでに腹筋を割る！」と宣言。ユーザーから「途中経過を見せてください！」というリクエストがあり…。

(取材・文/不破由妃子)

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腹筋の途中経過……それは見せられんねぇ(苦笑)

──今回は、ユーザーからの厳しいご指摘が。「8月3日7Rの戒告(3角手前で左鐙が脱げたことによる)で、制裁点が30点に達してしまいました。これについてどう思いますか？」ということですが。

小牧　何点でアウト(再教育決定)だっけ？

──30点です…。

小牧　え？　あ、そう。

──はい。いわゆる再教育を受けなければなりませんね。

小牧　ああ、試験を受けなアカンねんな。でも何も聞いてないわ。確かに騎乗停止が一度あったけど…。あとは僕の場合、戒告の積み重ねかもしれんね。ファンの人のほうがよう知ってるわ。

──毎週、競馬ブックやネットの競馬ニュースに制裁についての報告が載っていますからね。小牧さんの場合、再教育は2010年以来、5度目になりますね。

小牧　騎手免許の更新のときに、競馬法規の筆記試験を受けるんですわ。これがけっこう難しくて、僕はなんとかクリアしているけど、試験のデキが悪いと再試験になる。そうかぁ、来年は試験を受けなアカンのやわ。

──あとはレポートを提出したりするんですよね？

小牧　そうそう。反省文ね。僕、そういうのは得意です(笑)。昔から作文を書くのがめっちゃ早かった。それから、あんまりにも制裁が多いとJRAの本部に呼ばれんねん。僕も一度行きましたわ。自分のパトロールビデオを見せられて、そのあとに怒られる。

──以前、安藤勝己さんに聞いたことがあるのですが、安藤さんは再教育の常連で、座禅とか写経とか、いろいろなプログラムをやったとか。

小牧　ああ、競馬学校に行かされたりもするらしいね。さっきも言ったように、僕は一度、本部に呼ばれたくらいやね。なんにせよ、制裁はないに越したことはないわけやから、改めて気を引き締めていきますわ。

──続いては、ユーザーからのリクエストです。「夏の終わりまでに腹筋を割ると宣言されましたが、その後、いかがですか？　もしよかったら、途中経過を見せてください」と。

小牧　途中経過ねぇ(笑)。それは見せられんね。だって・・・