今回の舞台でこそ/京成杯AH

2014年09月13日(土) 18:00


高速決着にはならない

 例年の初秋の中山だと、1分31秒台になっても不思議ない高速のマイル戦だが、今年はずっと同じAコースで行われてきた新潟の7週目。内側の芝は少し消耗しているように映る。

 また、飛ばす馬不在の組み合わせから、スローになる可能性が高い。

 あまり速いタイムの結果ではないだろう。メンバー中の10頭が出走していた8月の「関屋記念」は、1分32秒5(前半46秒5-後半46秒0)の決着だったが、ペースと馬場状態から、速くとも1分33秒前後ではないかと推測される。

 レース全体が高速決着ではなく、京都金杯1600mを、1分32秒5(自身は59秒0-33秒5)で快勝したときと同じようなレースになるとみて、エキストラエンドの巻き返しに期待したい・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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