2014年10月06日(月) 18:00
昨年はゴールドシップが断然の1番人気で敗れるなど波乱の決着となった京都大賞典。今年は京都コース大得意のトーセンラー、昨年に牝馬GIを3勝しているメイショウマンボ、昨年の覇者ヒットザターゲット辺りが中心となりそうだ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■10/13(祝・月) 京都大賞典(3歳上・GII・京都芝2400m)
トーセンラー(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)は昨秋のマイルCSでGI初制覇。マイルでの勝利だったが、春の天皇賞で2着に入線しているように長い距離も問題ないタイプ。得意の京都コースでパンパンの良馬場なら休み明け緒戦から期待が掛かる。
メイショウマンボ(牝4、栗東・飯田祐史厩舎)は昨年に牝馬GIを3勝。ここでも実績上位だ。過去の休み明けでローズS4着、大阪杯7着と動いていないのが気になるが、このメンバーなら格好を付けたいところ。
ヒットザターゲット(牡6、栗東・加藤敬二厩舎)は昨年のこのレースの覇者。その昨年は内目の枠を引いてうまく嵌った感じもあるが、条件への適性が高く、今年も好走が期待される。
その他、京都記念を逃げ切った実績を持つデスペラード(牡6、栗東・安達昭夫厩舎)、昨秋から急に力を付けているフーラブライド(牝5、栗東・木原一良厩舎)、今年の小倉大賞典を勝っているラストインパクト(牡4、栗東・松田博資厩舎)、前走の勝ち方が強かったタマモベストプレイ(牡4、栗東・南井克巳厩舎)辺りも上位を窺う。発走は15時35分。
【データ分析/過去10年】
人気…1人気[2-3-0-5]、2人気[3-0-2-5]ともに複勝率は50.0%と上位人気は堅実な傾向だが、1,2人気で決まったことは過去10回中2回しかない。7人気が[0-3-2-5]と1、2人気と同じ複勝率50.0%と穴では面白い。
年齢…[8-1-5-25]と過去10年の内、勝ち馬8頭をだしている5歳が優勢。次いで高いのは[2-4-1-18]複勝率28.0%の4歳。7歳は[0-4-0-10]複勝率28.6%で、6歳は[0-1-2-22]連対率4.0%、複勝率12.0%と低い。
脚質…4角先頭は[0-0-1-9]と2012年のギュスターヴクライ以外は3着内に残れていない。2番手も[0-1-0-11]と2005年のコイントスだけ、と苦戦。その後ろに付けている3〜4番手が[1-4-4-10]と勝ち馬は1頭しかいないものの、複勝率は47.4%と高い。
◆トーセンラー
・陣営コメント/藤原英調教師
「前走(安田記念14着)は残念な結果でしたが、馬場が悪くなっていたこともありましたし、東京コースも合わなかったという印象。その後はリフレッシュを挟んでここを目標に順調に来ています。1週前追い切りはジョッキーに乗ってもらっていい動きを見せていましたし、京都コースは相性がいいので期待しています」
・一週前調教診断/井内利彰 安田記念は14着の大惨敗を喫したが、リセットして秋シーズンに向けた調整を続けている。CWでの追い切りは2週前、1週前ともに良い動きだったが・・・
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