2014年10月17日(金) 18:00 9
◆ゴールドアリュールからまた1頭ダートのスター候補
昨年はダートで3戦2勝という成績で臨んできた中央のフクノドリームが圧勝し、ほかにもう1頭中央勢には2勝馬がいた。2年前の中央勢はすべて1勝馬で、地元北海道所属馬がワンツーという結果。3年前はデビューからダートで2連勝という中央のシェアースマイルが1番人気にこたえて勝った。やはりキャリアが浅い中央馬でも、この時期ですでに2勝している馬は強い、というのが近年の傾向。
今年の中央4頭はいずれも1勝馬で、しかもそのうち2頭がキャリア1戦という、やや手薄なメンバーにも思えた。しかしその中央4頭が1、2、4、5番人気という上位人気。理由として考えられるのは、地方競馬IPATの投票によって中央競馬のファンが投票する割合が増えたということがひとつ。もうひとつは・・・
斎藤修
1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。