今年のマイルCSは天皇賞組が不在で富士S・スワンS組にも注意が必要

2014年11月21日(金) 18:00


◆データを曲げてでも買いたい馬は…

 過去10年のうち5回勝ち馬を出している天皇賞秋組が今年は不在。そのぶん毎日王冠組が増えているが、メインどころが空いたぶん他のルートにチャンスが巡りそうで、今年はスワンS組や富士S組にも食わず嫌いせず目を配らなければならない。

 ある程度人気割れするだろうが、1番人気はトーセンラーだろうか。ひどい馬場だった安田記念以外は安定して走っているし、京都大賞典というステップは昨年と同じだ。

 ただ昨年はすべてが上手くいった感もあるし、ひとつ齢をとって昨年と同じ人気かそれ以上というのはおいしくはない話。ヒモは確実に必要だが、軸は他から探したほうがよいのではと考えている。

 ミッキーアイルの扱いが難しい。逃げ馬なので来るときは1着が期待できるが、早めに捕まると大敗もある。展開を考えると・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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