ジャパンC有力各馬・外国馬をデータから徹底分析!

2014年11月28日(金) 18:00


◆前走2ケタ着順からの連対は過去10年無い

 近年は外国馬の不振が目立つジャパンカップ。今年は日本勢の層が厚いだけに、ますます外国馬の出番はなさそう。アイヴァンホウは輸送での良績がないし、トレーディングレザーは大きいGIの2,3着がいずれもはっきりした着差をつけられてのもの。アップウィズザバーズはレベルに疑問がある上に距離適性も疑問だ。敢えて買うならトレーディングレザーを3連単の3着に狙うくらいと考える。  まずは天皇賞秋組から見ていこう。スピルバーグはペース・展開に恵まれた感のある1着だったが、今回もスローになったらチャンスはある。天皇賞を勝ってなおさほど人気が伸びないなら、展開待ちであっても手を出す価値はある。  ジェンティルドンナはやはり一番無難な選択肢だろう。宝塚記念大敗からぶっつけで天皇賞秋というのは良くない臨戦過程なのだが、それでも2着を死守したあたりはさすがの東京巧者。今回はムーアに戻って万全の構え。馬券の対象から消えることは考えづらい。  イスラボニータは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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