関東馬「栗東滞在」の真の効果/トレセン発秘話

2014年12月19日(金) 18:00


◆朝日杯の栗東滞在関東馬に警戒

 阪神JFでの関東馬の栗東滞在は、もはや恒例行事になった感もあるが、舞台を阪神に変えた途端、朝日杯FSも関東馬3頭が栗東に滞在。正直、最初に思ったことは「これまで来た関東馬と同じように、栗東の坂路や逍遥馬道の優秀さを強調することになれば、またしても美浦との設備の差がクローズアップされて、関東陣営にとっては自らの首を絞めることになりかねないのでは」という、おせっかい的な心配事だった。

 しかし、ブライトエンブレムの小島茂之調教師の話を聞くと、そんな心配も吹き飛んだ。いわく「馬は常に変わっていくものだし、輸送した後で自分がイメージしていたものと違う姿になっているのは、よくあること。特にデビューしてから1年にも満たない2歳馬にとって、これだけの長距離輸送は経験がないから・・・

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東京スポーツ

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