2015年01月13日(火) 12:00
レースの堅さを示す指標として私がよく用いるのが、全馬均等買い時の単複回収率だ。誰にとっても分かりやすいし、特に複回収率は1頭で跳ね上げるのが難しいので参考になる。
これでいくと、京成杯の過去10年は単勝37%・複勝69%。標準的な数値が80%弱ということを考えると堅めだし、特に単穴が出ていないことがお分かりいただけるだろう。
ただ、実は・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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