2015年01月16日(金) 12:00 37
特に先週のシンザン記念はショックな出来事の連続。というのもパドック診断、ロードフェリーチェとノースストームで迷ったあげくノースストームを推奨すると6着。対するロードフェリーチェは頭差2着…。
「なぜロードにしなかったのか?」と後悔しながらも、馬券は1着馬も含めて馬単ボックス買いで両馬共に押さえていたので券売機に馬券を入れ払い戻しを待つと、「この投票券は当たっていません」のアナウンス。え? と馬券を見直すと、なんと中山11レースのポルックスSになっており、ダブルの悲劇でした…。せめて今週はマークカードの塗り間違えがないようにしたいと思います。
さて重賞レース。西では日経新春杯、東では京成杯が行われますが、密かにこの週を楽しみにしていました。というのも日経新春杯に出走するコウエイオトメは前走のエリザベス女王杯での私の本命馬。
結果は7着ですが、道中は私の想像していたポジションよりも少し後ろ目での競馬。レース後に鞍上の北村友一騎手に話を聞くと、指示もあってのことだったようですが、折り合い面での不安がその前の京都大賞典よりもついて軽減されていたとのことですし、今回においてはこれまでよりも前目の位置で競馬をしそうな雰囲気。
スタート後、これまでのように折り合いを気にして意識的に下げることさえなければ、オトコ馬相手とはなりますが斤量51キロでカヴァーできそうな気がします。
もともと冬場にこそ調子を上げるタイプですし得意の京都外回り。いい切れ味をもっていますし、3度目の騎乗となる北村友一騎手に期待します。
一方3歳の重賞レース京成杯ですが、現時点ではクラージュシチーに注目。新馬戦は2着と負けましたが、勝ち馬とはコース取りの差もあってのもの。その次の未勝利戦では力の違いを見せつけましたし、前走においては最後まで止まっていない走りに好印象を受けるものでした。また追いきりをみる限り前回よりも今回の動きの方が柔らかみも感じられ体がより使える印象です。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。