2015年01月21日(水) 18:00 15
◆今野厩舎の注目3歳はロカ1頭だけでは終わらない
先週末、ロカ(牝・今野)が放牧先から栗東に帰厩した。前走の阪神JFでは1番人気に推されながらも8着。巻き返しが期待される次走はクイーンC(2月14日=東京芝1600メートル)となる見込みだが、今野厩舎の注目3歳はロカ1頭だけでは終わらない。開業4年目と歴史は浅いが、層の厚さはかなりのもの。今週は中山へ好素材を3頭も送り込む。
まず血統的な注目馬はティアラトウショウ(牝=父アドマイヤムーン、母タバサトウショウ)だろう。半姉に05年宝塚記念などを制した名牝スイープトウショウ、半兄にダートのオープンで活躍中のトウショウフリークがいる。ちなみに鮮烈な新馬勝ちで関西のエース候補と目されているレガッタ(牡)は同世代にしておいっ子にあたる。
昨年の初秋だっただろうか。「基本的にオクテの血統ですけどね。順調に調教できて、早めに(トレセンに)連れて来れれば、大丈夫だと思います。その点で、この子は思ったよりも順調に乗り込めているので」と今野調教師に経過報告を聞いてから程なくして栗東に入厩。ゲート試験をパスして放牧に出された後にあのロカが鮮烈なデビュー戦を飾った。さすがにこれ以上の馬は確率的に出てこないよなと思いながら、再び今野調教師にアタック。そこでも・・・