別定戦でもヒントになる、斤量

2015年02月03日(火) 12:00


斤量の重い馬が軽い馬を負かすことはいくらでもある

 競馬の斤量は軽いにこしたことはないはずだが、実際には斤量の重い馬が軽い馬を負かすことはいくらでもあるし、「前走から斤量が増えた馬」が「斤量が減った馬」を負かすことも多い。斤量こそがテーマであるはずのハンデ戦においても「斤量増」と「斤量減」では前者のグループが成績面で優位に立つことが多く、私もしばしばその点を指摘してきた。

 ハンデ戦でそのような現象が起きるのは能力差をハンデでは埋め切れないことが大きいが・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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