2015年02月12日(木) 18:00 38
◆ドゥラメンテには“別格”級の声も
先週のきさらぎ賞で牡馬相手に完勝を収めた関東牝馬ルージュバック。管理する大竹正博調教師は「周りのスタッフに“この馬を見ている時はいつもニヤケてますよ”と指摘されるんだけどね(笑)。実戦でも稽古でも楽しい気持ちにさせてくれる馬」と戦前に評していたが、恐らく危なげない勝利に今回も師のニヤケは止まらなかったことだろう。
しかし一方では、この女傑の快進撃を複雑な進境で見守る人間もいる。「ルージュバックは確かに凄いけどさ。何も始まっていない2歳馬にまで、どんどん期待が寄せられている。ある意味で迷惑な話だよな」と苦笑する国枝栄調教師だ。
実は同厩舎には、ルージュバックのひとつ下の弟(父ディープインパクト)の入厩がすでに決定済み。姉が走れば走るほど半弟の期待値も加熱するとあって・・・