2015年03月05日(木) 18:00 15
(撮影:高橋正和)
レースもそのとおり、典型的な逃げ馬不在で、ならばと中央馬ではもっとも外の枠に入ったワイルドフラッパーがハナを取りに行き、アクティビューティも積極的に2番手、アムールブリエとケイティバローズがその直後3番手でほぼ併走した。地方馬は、レース前半こそ中央4頭の直後をユーセイクインサーが追走したが、2周目のスタート地点を過ぎたあたりから、やはり中央4頭の争いとなった。
ペース的には、隊列の決まった1周目の4コーナー付近から直線半ばのところと、1~2コーナー中間の残り1000mから向正面ビジョン手前の残り800mまでのところでラップが14秒台に落ちたが、残り800m~600mで12秒2と一気にペースアップ。ここで・・・
斎藤修
1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。