中山牝馬Sと斤量増減

2015年03月10日(火) 12:00


全体の成績としては良い数値を示すことが多い「前走から斤量増」組だが…

 私が頻繁に主張する競馬格言に、「ハンデ戦は敢えて重いほうを買え」というものがある。いまのハンデ決定方法では能力差を斤量差で埋めることはできないので、結果として「背負う側」が有利になっていることが多いからだ。また、「前走から斤量増」というグループも、全体の成績としては良い数値を示すことが多い。

 しかし、中山牝馬Sは例外である。過去10年(阪神施行の2011年含む)の前走から斤量増組は・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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