2015年03月12日(木) 18:00 32
(撮影:高橋正和)
勝ったのは、メンバー中唯一のGI/JpnI勝ち馬クリソライトで、単勝では応援馬券もあったのか、わずかにサミットストーンが1番人気だったが、連勝系の馬券では、わずかの差ではあるもののクリソライトから売れていた。
スタート直後、内から順にサミットストーン、クリソライト、アスカノロマン、アウトジェネラルの4頭が好スタートを切って横一線だったが、その中からサミットストーン、アスカノロマンがすぐに控え、クリソライトが行く気を見せたが、外のアウトジェネラルが主張して譲らなかったため、クリソライトは2番手からになった。
1000m通過が61秒9で、5F目から8F目まで13秒台のラップを刻んだが、それでも13秒台の後半は一度もなく、ハイペースではないが道中は緩むことなく平均的なペースで流れていた。そのペースをつくったのは、前半は逃げたアウトジェネラルだが、後半、向正面からペースをつくったのは前に並びかけていったクリソライトだった。
3コーナー過ぎでアウトジェネラルが自滅するように後退すると・・・
斎藤修
1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。