阪神大賞典、各馬の強みと弱みを分析!

2015年03月20日(金) 18:00


◆ゴールドシップはオッズと相談して

 トーホウジャッカルの回避は残念だが、ゴールドシップの存在ゆえにやはり注目度は高い阪神大賞典。しかもそのゴールドシップが完全に信用はできない存在という、ある意味面白いが一方でなかなかに悩ましいレースになっている。

 そのゴールドシップだが、自然なローテではないところを使って大敗したAJC杯は結果論的に大失敗。凱旋門賞を含めると3走連続で連対を外したことになるが、これもデビュー以来初となる。

 ただ、取り巻く条件は今回良化しているとも言える。まず今回は頭数が手ごろなので位置が極端に悪くなることはない。また、阪神はこれまでパーフェクト連対で阪神大賞典は連覇中。さらに今回は後述するように先行タイプが充実しており、ある程度引き締まった流れが期待できる。

 逆に言うと・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

関連情報

新着コラム

コラムを探す