2015年04月08日(水) 18:00 14
◆2015年2歳新馬戦の開幕は、関係者にとってもやはり待ち焦がれるもの
デビューまでに時間のかかる2歳馬は特に近年、新馬戦が始まる直前まで極力トレセンの外で調整するスタイルが増えてきた。この傾向、新鋭厩舎だけでなく、ベテラン厩舎とて基本は同じなのだが…。まず第一に経営者でなければならない調教師も、その底にはやはり何事も競いたくなる勝負師の血が流れているのか、一方で面白い現象も起きている。
当コラムで何度か紹介してきた通り、栗東の「2歳馬ゼッケン1番」は坂口厩舎がゲットし、その後も数を増やしてきた。2歳馬がつける緑色のゼッケン…その真新しい色に触発されたわけではなかろうが、そこから2歳馬が続々と入厩してきたのだ。「もう我慢できなくなったみたいでね。競うようにウチにも2歳馬が入ってきた」とは目野厩舎の柳田助手だ。
目野厩舎はかつて・・・