2015年04月08日(水) 17:59 18
◆梅田調教師「雨が降って他が苦にするようならウチのは歓迎」
ルージュバックを筆頭とした無敗馬に注目が集まっている第75回桜花賞(12日=阪神芝外1600メートル)だが、桜冠へのステップに目を向ければ、過去10年で6勝(2着3回、3着4回)と圧倒的な戦績を残しているチューリップ賞の解析は避けて通れない。この難題に挑んだのは「僕はドン・キホーテ記者にはなりません」と力強く宣言した高岡功記者だ。おなじみ「トレセン発(秘)話」拡大版で、雨中の重馬場決戦となった最重要トライアルの真実に迫った。馬場悪化で泣く馬、笑う馬…その見極めこそが、牝馬クラシック第1弾の勝者と敗者を分かつ最大のポイントになる。
高松宮記念(3月29日=中京芝1200メートル)に、大阪杯(4月5日=阪神芝内2000メートル)。悪化した馬場の適性、コース取りで明暗が分かれたレースが2週続いた。そして今週もまた1週間を通して傘マークがついたり、つかなかったりの微妙な天気予報になっている(先週の土曜阪神などは雨予報ながら、実際には晴れたので、アテにならないといえばアテにならないが…)。
仮に力を要する馬場になれば、ハイレベルの中でしのぎを削る今年の場合・・・