2015年04月21日(火) 18:00 64
キリシマホーマが500万、1000万と2連勝! その陰では相当な苦労があったようで……
キリシマホーマが500万、1000万と2連勝! インパクトの強い勝ちっぷりで、すわ本格化か!? の勢いですが、その陰では相当な苦労があったようで…。今回は、新馬当時から知るキリシマホーマについて、たっぷりとお聞きしました。
(取材・文/不破由妃子)
小牧 そうそう。返し馬で急にガン!と頭を上げて。まぶたから血がダラダラと垂れてたもん。もう痛くて痛くて、帰ろっかなと思った(笑)。
──縫合されたりしたんですか?
小牧 いや、何もしてないよ。ツバ付けとったら治ったわ。なんせ昭和の人間やから(笑)。ゲートでのアクシデント以降、腰もずっと痛かったんやけど、先々週あたりからグッと良くなってきたわ。整体も効いたけど、やっぱり日にち薬が一番やね。今はもう万全です。
──トレーニングも再開されたんですね。
小牧 うん。昨日もやったよ。昨日はけっこう濃い内容のトレーニングをやりました。これからもやり過ぎず、さぼらず、末永く続けていきますわ。
──では、近走を振り返っていきたいんですが、まずはキリシマホーマが500万、1000万と2連勝しましたね。
小牧 あぁ、あの馬は…なんとまぁ(笑)。みんなに言われんねんけど、ヌターッと勝ってるやろ?
──ヌターッと(笑)?
小牧 そうやねん。あの馬・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。