2015年04月29日(水) 18:00
◆松田国調教師「もう山元トレセンに到着していて、今は輸送の疲れを取りながら調整しているところです」
3歳牡馬、牝馬戦線ともクラシック第1弾が終了。桜花賞はレッツゴードンキ、皐月賞はドゥラメンテと、いずれもキングカメハメハ産駒が勝つ結果となった。特にディープインパクト産駒が最も得意とする桜花賞で、産駒の5連覇を阻んだのは称賛されてしかるべきだろう。逆に皐月賞は「ディープ産駒の七不思議」に数えられるほど苦手とされてきたレース。個人的な感想を言わせてもらえれば、2着リアルスティールはよく健闘したのではないか。
とにかく皐月賞でのドゥラメンテの切れ味にはド肝を抜かれた。母アドマイヤグルーヴはもちろん、その産駒たちもずっと見てきたが、いずれも高いポテンシャルを有しながら、気性面の難しさでそれを発揮できないケースが多々あった。それだけに“肉弾戦”となってもあれだけの爆発力を失わなかったのはサプライズ。「切れやすい血統馬」を幼少期からケアし、強いハートの持ち主に育て上げた生産のノーザンファームと関連の育成牧場の尽力には頭が下がる思いだ。
もちろん父キングカメハメハも改めて種牡馬としての評価を上げた。皐月賞の結果を受けて・・・
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