父・安田記念馬+母父・安田記念馬+騎手・東京マイル穴男+ド人気薄馬を狙うのは無謀か淫らか。

2015年05月14日(木) 12:00


「ディープインパクト産駒か、前走牡牝混合重賞出走馬か?」

ヴィクトリアマイルの過去歴を見たら、この2択でどうしようもないのではないか?
と思う人は多そう。
実際、自分はたっぷりとそう思い、去年、その定石(?)に則って、ディープインパクト産駒と前走牡牝混合重賞出走馬を抽出した。

去年の結果
1着 ディープインパクト産駒ヴィルシーナ
2着 前走牡牝混合重賞出走馬メイショウマンボ(大阪杯)
3着 前走牡牝混合重賞出走馬ストレイトガール(高松宮)

まさに定石どおりだ。
しかし、どこをどう間違えたか自分はかすりもしなかった。

去年は、
ディープインパクト産駒が7頭いた。
スマートレイアー  1人気
デニムアンドルビー 4人気
ウリウリ      5人気
ラキシス      9人気
ヴィルシーナ   11人気
キャトルフィーユ 13人気
エバーブロッサム 16人気

前走牡牝混合重賞出走馬も6頭いた。
ホエールキャプチャ 東京新聞杯 2人気
メイショウマンボ 大阪杯    3人気
デニムアンドルビー ドバイシーマクラシック 4人気
ストレイトガール 高松宮    6人気
ラキシス 中日新聞杯      9人気
プリンセスメモリー オーシャンS 18人気

で、選んだのはディープ&混合重賞どちらにも該当する馬2頭。
デニムアンドルビー 4人気
ラキシス      9人気

うん、カンタンだ! そう思った。

しかしやって来たのは前記どおり、人気のないディープインパクト産駒のヴィルシーナと、牡牝混合重賞のメイショウマンボとストレイトガールだった。

アプローチは間違ってなくても、着地が乱れることが多いのが競馬だけど、
去年は自分的には淫らなほど乱れた着地だった気がしている。
そう、カンタンじゃなかった!

では、今年はどうか?

ディープインパクト産駒2頭(人気はすべて予想)
4人気ショウナンパンドラ 大阪杯9着 
7人気スマートレイアー  阪神牝馬S4着
(デニムアンドルビーは回避扱い)

前走牡牝混合重賞出走馬5頭
1人気ヌーヴォレコルト  中山記念1着
2人気ディアデラマドレ  マイラーズC7着
4人気ショウナンパンドラ 大阪杯9着
6人気ストレイトガール  高松宮13着
20人気リトルゲルダ    高松宮16着

ディープインパクト産駒で、なおかつ前走牡牝重賞だったのはショウナンパンドラただ1頭だ。
うん、これはお得だー! ってカンタンに飛びついて、去年失敗した。
もうちょっと精査せねば!

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ディープ産駒&前走牡牝重賞馬チェック
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父ディープインパクト部門
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#1 ショウナンパンドラ 父ディープインパクト&前走牡牝混合重賞出走馬
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前走・大阪杯9着 1.9差
ここ2年、前走大阪杯だった馬が1着、2着している。
13年ヴィルシーナ 1着 大阪杯6着(着差0.8)
14年メイショウマンボ2着 大阪杯7着(着差2.2)

着差0.8だったヴィルシーナは1着し、着差2.2だったメイショウマンボは2着した。
これならショウナンパンドラの着差1.9を気にしなくていいか?
休み明けの大阪杯は馬体重452キロ。これはデビュー以来最高馬体重で、前走比+6キロ。明らかに叩き台という感じの作りだったようにも見える。
ならば大丈夫か。タオルに湘南之箱と書いて、それをくるくると回す準備に入っていいか?(ショウナンの馬を買うときは、湘南之風式応援をすると決めている。詳細は14年10月23日付けコラムにて)

だがしかし、前走・大阪杯が今年は気になってしょうがない。
今年の大阪杯は不良馬場で行われた。もしかして、あのレースは・・・

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かしわでちょうほう

競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。

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