2015年05月21日(木) 18:00
来週はいよいよダービーですね。競馬業界が一年で一番ドキドキワクワクするダービーウィークの到来です。
京都新聞杯で2着に入線し、出走枠を手中にしたポルトドートウィユ。担当する川辺助手は池江泰郎厩舎時代にノーリーズンなどをてがけていた超腕利きさん。日本ダービーへは5回目のチャレンジになるそうです。
「あと10日、普段どおり日々の調教をしていくことがどれだけ大切なことか。競馬の世界は一瞬先が闇だからね」
そういいながら、丹念にポルトの体にレーザーをかけていました。
デビューのころから見ていますが、顔も体もだいぶ大人っぽくなりましたね。
「京都新聞杯は厳しい競馬だった。でも、そういうことを経験していくごとに大人になっていくものだからね。でも、まだまだ伸びしろはじゅうぶんある。体も成長し、ラインもクビレが出てきて本格化するのはまだ先だろう」(川辺助手)
馬体はピカピカで、いますぐダービーのパドックに連れて行ってもいいくらい素晴らしい。さらにすごいのはトモ! このパワフルな肉づきは圧巻です。
「馬体重は追い切り後で480キロ。来週の追い切りと東京への輸送で、前走(476キロ)を少し切るくらいでの競馬になると思う」(川辺助手)とのこと。この10日間でさらにもう1段階、体が変わっていくかもしれませんね。
かつて、池江泰郎先生は「ダービーには18頭出走させたいくらい」と話していました。そのくらい、ホースマンたちを魅了してやまない日本ダービー。来週はレースを控えてさらに緊張感が高まることでしょう。わたしも今からドキドキしてきました!
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花岡貴子
デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)
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