2015年10月07日(水) 12:00
母ワイルドラズベリーは白百合S(OP)と紅梅S(OP)を勝ち、ローズS(GII)2着、秋華賞(GI)4着などの成績を残した。洋芝や荒れた馬場を得意とするファルブラヴ産駒にしては鋭い決め手を持つタイプで、これはPerfect Pigeonの牝系から出た一流馬に共通する特長でもある。Perfect Pigeonの息子ゴールデンフェザントはカミソリのような切れ味でジャパンC(GI)を差し切り、フローラS(GII)を制した近親のベッラレイアも末脚を武器とするタイプだった。父ハービンジャーはパワーを帯びた芝中距離型。母方から・・・
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栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG
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