2015年11月24日(火) 18:01
▲「祐言実行」読者からいただいた質問に福永騎手が答えます。今回は趣味嗜好編
A.最近は正直、昔ほど観ていないけど、本来映画は大好きで、そもそも映画館という場所が好きだ。子供の頃は、娯楽が少ない時代だったから、映画館はいつも超満員。指定席が当たり前となった今では考えられないけど、当時は観客が通路に座っていたし、立ち見も普通だったからね。映画館に行くっていうだけですごくワクワクしたし、その名残で映画館は今でも特別な場所かな。今でもときどき、平日の昼間にふらっと一人で映画館に行って、年配の方たちに交じって時代物なんかを観てます(笑)。
好きな映画はたくさんあるけど、映画館で死ぬほど泣いたのは、役所広司さんが主演の『パコと魔法の絵本』。女の子と偏屈なおじいさんの交流を描いたファンタジーなんだけど、それこそ?えずく?勢いで泣いたな(笑)。
読書も基本的には好きだけど、最近はなかなか読む時間がない。もともとミステリーが好きで、最初の頃の東野圭吾さんとかよく読んだなぁ。あと、高野和明さんも好きで、とくに『13階段』と『ジェノサイド』が好きだった。
音楽は、運転中によく聴くね。落ち込んでいるときとか、滅入っているときは、歌の力を借りることもあるよ。ベタだけど、Mr.Childrenの『終わりなき旅』とか、ゆずの『栄光の架け橋』とか、メロディももちろんいいけど、やっぱり歌詞に励まされたりするからね。純粋に、アスリートの心理をよくとらえてるなぁと思う。
でも、最近落ち込んだときに聴いたのは、中島みゆきさんの『ファイト』だったりするんだけど(笑)。あと、後藤さんに紹介してもらったのをきっかけに聴くようになったのが、ONE OK ROCK。それまで音楽にカッコよさを求めたことはなかったけど、ワンオクは純粋にカッコいいなぁと思って聴いてます。・・・
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2013年にJRA賞最多勝利騎手に輝き、日本競馬界を牽引する福永祐一。まだまだ戦の途中ではあるが、有言実行を体現してきた彼には語り継ぐべきことがある。ジョッキー目線のレース回顧『ユーイチの眼』や『今月の喜怒哀楽』『ユーザー質問』など、盛りだくさんの内容をお届け。
福永祐一
1976年12月9日、滋賀県生まれ。1996年に北橋修二厩舎からデビュー。初日に2連勝を飾り、JRA賞最多勝利新人騎手に輝く。1999年、プリモディーネの桜花賞でGI初勝利。2005年、シーザリオで日米オークス優勝。2013年、JRA賞最多勝利騎手、最多賞金獲得騎手、初代MVJを獲得。2014年のドバイDFをジャスタウェイで優勝。
プロフィール
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