スター誕生の期待は香港で…!?

2015年12月10日(木) 18:00


◆サクラゴスペル「到着後のカイ食いがカギ」

 今年の2歳女王決定戦・阪神JFは昨年に輪をかけた混戦模様。配当的には穴党の心をくすぐるはずだが、何かどうもガッツが湧かない。これは50を過ぎた年齢のせい?

 いや違うだろう(多分)。なぜなら、近年の阪神JFといえば、ウオッカ、ブエナビスタ、ハープスターなど“次代のスター”の登竜門。牡馬顔負けの女傑が軒並み歴史に名を刻んできたが、今年は残念ながら圧倒的な存在感を放つ馬が見当たらない。それが闘志に火をつけ難くしているのではないか。

 もっとも、今秋のGI戦線を冷静に振り返れば、すべての路線で主役なき戦いが繰り広げられた。春の2冠馬ドゥラメンテのリタイアは大きいが、無論それだけではない。ジェンティルドンナ、ジャスタウェイ、エピファネイアといった花形役者が、こぞって引退。その華やかなイメージが強い分だけ、今年は妙に物足りなさが残る。言ってみれば、スターの待望感、それが年末の阪神JFで当方の心に噴出したのかもしれない。

 その一方、海を隔てた向こうでは、随分とにぎやかな週末が待っているようだ・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

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