2015年12月22日(火) 18:00 74
最終回の今回は内田騎手が騎乗するアノ“白い馬”の話題も…
『太のプレミアムトーク』レポート最終回。「中央にきて“こんなはずじゃなかった!”と思ったこと」や「まだまだ若手には負けない!と思った瞬間」などなど、小牧騎手と内田騎手のホースマン談議もいよいよ終盤へ。馬作りを語るなかで、今週、内田騎手が騎乗するアノ“白い馬”の話題も飛び出した!(文・不破由妃子、司会・赤見千尋)
※動画は有料域で見ることができます。
内田 たくさんのレースに乗るなかで、だんだんと大きなレースの重みがわかってきて、改めて「すごいところにきちゃったんだな」と思うことがありますね。
小牧 僕はね、まだ20代の頃に、ヤングジョッキーズワールドチャンピオンシップ(93年)で初めて中央に乗りにきて、そのときに初めてサラブレッドに乗ったんですよ。当時の園田にはアラブしかいなかったんでね。園田は1000mの馬場でグルグルグルグル回っているような競馬やったけど(笑)、いきなり中山の広いコースで、芝のレースもそのときに初めて乗って。
赤見 同じ競馬でも、環境がまったく違ったんですね。
小牧 はい。だから、園田に帰ったときに「俺、なんでこんなに小さいところで乗ってんのかな」って寂しく感じてしまってね。園田を辞めて、一から中央の試験を受けようと本気で思いました。安藤勝己さんが試験を受けるずーっと前の話ですけど。
赤見 20年以上前ですから、そうですよね。
小牧 正直に調教師(曾和師)さんにも相談してね。そうしたら・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。