武器は「めちゃくちゃゲートが速い」ヒルノマゼラン昆師に勝算あり/トレセン発秘話

2016年01月08日(金) 17:59

※ヒルノマゼラン・昆師に取材をしておりましたが、抽選の結果除外となっております。ご了承ください。


◆「最初は2000メートルを使おうかと思ってたくらい」

 昨年が16頭、一昨年が17頭…。特別登録の段階でもフルゲートを超えることは、まずなかったGIIIシンザン記念(10日=京都芝外1600メートル)が、今年は登録頭数23頭という活況。これには楽勝で使えるだろうと踏んでいた1勝馬陣営から「今年は例年より登録が多いやんか」という嘆きの声が。その理由はクラシックへの早期賞金加算という昨今の流れがあるのも間違いないが、その一方で、こんな意見も…。

「こんな寒い時期から、これだけの馬が登録してくるというのは、それだけ抜けた馬がいない混戦ってこと。実際、ほとんどが1勝馬の争い。重賞といっても500万と、そう変わりないだろ」とは、ヒルノマゼランを出走させる昆調教師だ。

 2012年にはジェンティルドンナという超A級馬が出走した“例外”もあったが、厳寒期に施行され、距離もマイルとなれば、基本的にはクラシックとは密接度が薄い第2グループの戦いという色が濃い。今年も顔ぶれを見ると、その傾向が強そうだ・・・

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