2016年01月15日(金) 18:00
◆上がり馬タイプにとってはやりやすい
今年の日経新春杯は12頭立てで、うち前走2ケタ着順の馬が5頭。格上タイプの層が厚いとは言えず、上がり馬タイプにとってはやりやすいメンバー構成だろう。
ルメール騎手は距離のある芝のほうが良いタイプだし、過去の結果を見ても前走準オープン組はけっこう通用している(穴にはならない)。正直なところ、素直にこの馬から入ってもよいと思う。
ハーツクライ産駒で京都というのは印象が良くないかもしれないが、2400mなら問題ないし、それよりはハーツ産駒の成長力を買いたい。明け4歳馬がこのレースでやたらと強いのもプラス材料だ。
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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