2016年02月02日(火) 18:00 92
ユーザーの質問からバラエティーに富んだ内容の太論をお届け!
少々時間が経ってしまいましたが、ユーザーからの質問をきっかけに、今回は朝日杯フューチュリティSの回顧から。そのほか、初めてもらってしまったというステッキの制裁についてや、ミッキーラブソングの可能性まで、バラエティーに富んだ太論をお届けします!
(取材・文/不破由妃子)
小牧 あのレースは、うまいこと抜けてこられたら3着くらいはあったかもしれんな。ただ、ああやって内を回って、前が開くか開かないかっていうギリギリのレースをしたから、あそこまできたと思うんやけどね(3着馬とコンマ3秒差の10着)。確かにすごい脚やったわ。「また乗せてください」とお願いしました。
──「好走するときは、なぜかうまいこと前が開く」とみなさんおっしゃるように、ある意味、賭けですよね。ああいう瞬間は、どういった心境なんですか? 「あー、開かない! どうしよー!」みたいな?
小牧 ん~、ああいうときこそ、落ち着いておかなと思ってます。そもそも「開かんかったら開かんかったでしゃあない」くらいの気持ちじゃないと、ああいう競馬はできないからね。あそこで無理やりこじ開けたりしたら・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。