2016年02月03日(水) 18:00 15
友道調教師は「今まで預かったなかにはいなかったタイプ。能力が違うというか、絶対値が違う」
“クラシックの登竜門”とされるGIIIきさらぎ賞(7日=京都芝外1800メートル)だが、2003年の牡馬クラシック2冠に輝いたネオユニヴァースを最後に04年以降の勝ち馬は、春のクラシックシーズンでは微妙に運に見放される。マイルにもクラシックディスタンスにも移行しやすい距離が“どっちつかず感”を植えつけてしまうのかも…。
しかし、今年に限っては心配無用。「サトノダイヤモンドVSロイカバード」。東京スポーツ最終面でも特集されている高額落札馬対決が再び実現するからだ。特に前者サトノダイヤモンドは前走の阪神500万下の勝ちっぷりが圧巻。観戦に来ていた里見治オーナーが「勝たなければ意味がない一戦だった」と豪語したのも納得の走りだった。
新馬戦でこのサトノダイヤモンドに敗れた後、未勝利戦→福寿草特別連勝で盛り返したロイカバードを返り討ちにするのか、それとも…。牡馬クラシック戦線を占う意味でも重要な一戦になるのは間違いない。
しかし、きさらぎ賞の勝者がそのまま関西牡馬の大将格になるかといえば、答えはノー。2歳王者リオンディーズはもちろん・・・