2016年02月11日(木) 18:00 29
◆ハートレーは「これからネジを巻けば相当に切れる馬になる」
「あの馬は間違いなく本物ですね。いや~、少なくともアレと当たるまで負けたくないなぁ」
週明けの美浦で手塚キュウ舎のヤジーこと矢嶋大樹助手が珍しくライバル心をのぞかせた。普段は他キュウ舎の動向には無頓着なのだが、その彼とて触発されずにはいられない馬。それが先週きさらぎ賞を制したサトノダイヤモンドだ。強烈だったのはステッキ一発で3馬身半突き抜けたラスト1ハロン。平坦京都とはいえ、余裕を持って11秒3で上がる馬が果たしてどれだけいるのか。その決め手はまさに父ディープインパクト譲りである。
一方、共同通信杯から皐月賞を目指すハートレーも、父を同じくする募集価格1億円のディープ産駒。値段(サトノダイヤモンド=2億4150万円)こそかなわないが、新馬勝ち直行のGII制覇は見劣りしない戦歴だ。
「天栄から美浦に戻るたび馬は良くなってます。前回も柔らかみが出て驚いたけど、今回は柔らかさが増すと同時にパワーアップ。これからネジを巻けば相当に切れる馬になる。そんな感触もあるんです」とは持ち乗りの中條亮英助手。サトノ同様にここを通過点とできるか。ヤジーの心境は別にしても、今週の注目はその一点だ。
さて、その両馬の比較は後々に回すとして、今回は現3歳世代のディープ産駒躍進の秘密に迫りたい・・・