2016年02月17日(水) 12:00 12
母リーサルヒートはハリウッドオークス(米G2・AW8.5f)、サンタパウラS(米G3・AW6.5f)の勝ち馬で、レディーズシークレットS(米G1・AW8.5f)では女傑Zenyattaの2着と健闘した。母の父Unusual Heatは北欧の女傑Rossardの息子で、米G3で2着となった程度の競走馬だったが、種牡馬となると成功を収め、米古牡馬チャンピオンに輝いたAcclamation(米G1を6勝)をはじめ多くの活躍馬を送り出した。リーサルヒートの他には、ゴールデンドックエー(ラスヴァージネスS-米G1)が輸入されて繁殖牝馬となり、アルバートドック(15年京都新聞杯-GII・3着)を産んでいる。リーサルヒートの初子トータルヒート(父Street Cry)はOPクラスまで出世しており、2番子リーサルストライク(父スマートストライク)も勝ち上がった。母は・・・
栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG