2016年02月18日(木) 18:00 64
こんにちは、むねひろ よしたかです。
先週開幕した小倉競馬。日曜日9Rを制したのは、通過順位が16-16-16-14と道中は取り残された最後方から差し切ったスマートルピナスでした。
数年前では、開幕週でこのような追い込みが決まるシーンというのは非常に稀でした。エアレーション・シャタリングという馬場を掘り起こして柔らかくするというJRA馬場造園課の技術によって、開幕週でもべらぼうに早い時計の決着がなくなりましたし、また完全な前残り馬場『シャレ前』も少なくなりました。最近の重賞ならば、昨秋の京王杯オータムHのフラアンジェリコ(13番人気)の15番手からの追い込みVは記憶に新しいところでしょう。
ただ、開催が進むと上から馬場が固められます。見た目は内が剥げて馬場が悪い様に映りますが、見た目とは違うレース結果になることがあります。見た目の緑というのは縦に伸びる洋芝が作り出します。しかし、馬場の硬さは横に伸びる野芝に因ります。洋芝が剥げても野芝がしっかりと残っており、更に競馬によって上から馬場が踏み固められて、見た目が悪い内目を通った馬の頑張りというのが生まれます。こういう変化に敏感に気付くことが出来るかどうかが、馬券作戦上大変に有効になってくるのです。
先週復帰した藤岡佑騎手・四位騎手・福永騎手は、3人とも早々に勝利。しかも、前の2人は復帰初戦でいきなりVを演じました。素晴らしいですね!先週の関西スポニチの武豊騎手のコラムでも、3騎手の復帰について触れられていました。浜中騎手の復帰で、早く全員揃って欲しいというニュアンスのものでした。
◆ダイヤモンドS
ターゲット馬→カムフィー◆京都牝馬S
ターゲット馬→・・・